道の駅なみえについて
わがまち、なみえ
浪江町は、福島県沿岸部、「浜通り」と呼ばれるエリアにある小さな町。
春には請戸川リバーラインの桜、秋にはあたり一面に咲くコスモス、海に目をやれば、豊富な海の幸が水揚げされる請戸漁港。走り駒の絵柄の「大堀相馬焼」、B1グランプリでゴールドグランプリに輝いた「なみえ焼そば」に、銘酒「磐城壽」。
自慢できるものなら、いくらでもあります。
2011年の東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故によって、全ての町民が避難を余儀なくされ、一度失われかけた「わがまち」でしたが、今、再び、浪江町は新しい道のりを歩み出しています。
エネルギーの地産地消を目指した水素発電などの新たなチャレンジもはじまっています。
道の駅がつくる 新しいなみえ
2020年8月に始動した道の駅「なみえ」。
復興の途中にある浪江町にとって道の駅は、人々のランドマークとして、町の復興のシンボルとしての使命を持って誕生しました。
買い物ができ、食事ができ、ちょっと休憩もできる、町の人々の暮らしを支える場所、そして、町の人たちの新たなチャレンジを支える場所。
新たなチャレンジは町の新しい魅力を産み出し、その新しい魅力が集まって、浪江町は新しい町へと彩りを変えていきます。
道の駅なみえが、町の人たちとつくる「新しいなみえ」にご期待ください。
道の駅のロゴに込められた想い
道の駅なみえのロゴの各部分には、それぞれに意味が込められています。
「道の駅」の部分には、町の西部に連なる山々を。
「なみえ」部分には、東に見渡す限り広がる海の波。
外側を囲む半円は、その海から望む日の出をイメージ。
町の中央を流れる請戸川をはじめとする町内の川を上るサケは、「駅」の文字の中、山頂で掲げられた旗印として。
海と山と川、浪江町の自然をモチーフに、わがまち、なみえへの町の人々の想いを込めたロゴデザインです。
スマートコミュニティの実現
道の駅なみえでは、太陽光のほか、町内で稼働中の世界最大級の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で製造された水素を用いて発電を行い、照明や空調などで活用しています。
浪江町は町の復興にあたり、「非常時の安全・安心」「再生可能エネルギーの導入」「生活利便性の向上と新たな雇用の創出」などを目指し、「浪江町復興スマートコミュニティ構築事業」を進めています。その事業の一環として、今後道の駅では、再生可能エネルギーを活用しながら、スマートコミュニティの実現に向けて、その拠点としての役割を担っていきます。
運営団体について
- 名称
- 一般社団法人まちづくりなみえ
- 所在地
- 〒979-1521
福島県双葉郡浪江町権現堂字塚越2-10